Windows での,OpenCV 3.4(旧バージョン)のインストール手順をスクリーンショット等で説明する.OpenCV は, 実時間コンピュータビジョン (real time computer vision) の アルゴリズムと文書とサンプルコードの集まり.
※ 新バージョンについては,別ページで説明している.)
このページでは,OpenCV 3.4 をインストールする次の2つの方法を説明する.特に必要がなければ,簡単な「1. OpenCV 3.4 Windows版のダウンロードとインストール」の方で行うこと.
サイト内の関連ページ
謝辞
OpenCV の作者に感謝します
OpenCV 3.4 は旧バージョン.
旧バージョンである OpenCV 3.4 系列が欲しい場合は, OpenCV 3.4 系列の「Assets」を展開.
他のバージョン(例えば最新版)を選んだ場合でも,これ以降のインストール手順はほぼ同じになる
ここでは,「C:\tools」というディレクトリを作り,そこに移すことにしている. ディレクトリ名は何でも良いが,分かりやすくて,日本語を含まないものがよい
Windows のコマンドプロンプトを開き,次を実行
mkdir C:\tools
C:\tools\opencv\build\bin C:\tools\opencv\build\x64\vc15\bin
C:\tools\opencv\build
Windowsのコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行.
エラーメッセージが出なければOK.
where opencv_version where opencv_createsamples
注意: Python で OpenCV を使うときは,pip でのインストールが良い.それは簡単に行うことができる.
ここでは,試用などのときに役立つと考えて, .pyd ファイルをコピーして使う方法を説明している.が, pip の管理外のファイルを使うことになるので,あとで混乱が生じる可能性がある. 試用が終わったら消すことを検討すること.
「%LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37\Python.exe」のように表示される.複数表示されたときは,表示の一番上を使う.この結果は,あとの設定で使う.
where python
「python-3.7」のところは,使用している Python のバージョンに合わせること.
cd c:\tools\opencv\build\python\cv2 cd python-3.7
dir /w
copy *.pyd %LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37\lib\site-packages
https://github.com/opencv/opencv/tree/master/samples/data で公開されている fruits.jpg を使用する(謝辞:画像の作者に感謝します)
Python プログラムを動かす
※ 開発環境や Python コンソール(Jupyter Qt Console,spyder,PyCharm,PyScripter など)が便利.
import cv2
bgr = cv2.imread('fruits.jpg')
cv2.imshow("", bgr)
cv2.waitKey(0)
cv2.destroyAllWindows()
画像が表示されるので確認. このあと,ウインドウの右上の「x」をクリックしない.画面の中をクリックしてから,何かのキーを押して閉じる
ここから先は,cmake を用いて OpenCV をソースコードからビルドする手順を説明する.
すでに,上でインストール手順は説明したところである. インストールに成功して満足しているときは,ここから先は無視すること.
OpenCV を NVIDIA CUDA ツールキットと連携させたい,OpenBLAS を使いたいなどの設定を行いたい場合は,ここから先の説明が参考になると考え,説明している.
Python の URL: https://www.python.org/
Git の URL: https://git-scm.com/
cmake の URL: https://cmake.org/download/
sudo apt -yV install git cmake cmake-curses-gui cmake-gui
Windows での Visual C++ ビルドツール (Build Tools) のインストール手順: 別ページで説明している.
※ GPU とは,グラフィックス・プロセッシング・ユニットの略で、コンピュータグラフィックス関連の機能,乗算や加算の並列処理の機能などがある.
ダウンロードページ
詳細説明
※ CUDA とは,NVIDIA社が提供している GPU 用のプラットフォームである.
ダウンロードページ
TensorFlow 2.1 以上の GPU 版での,NVIDIA CUDA のバージョンは 10.1 が指定されている. TensorFlow 1.15の GPU 版での,NVIDIA CUDA のバージョンは 10.0 が指定されている. 指定されているバージョンより高いものは使わない. その根拠は次のページ. URL: https://www.tensorflow.org/install/source#common_installation_problems
詳細説明
ダウンロードページ
ダウンロードして展開(解凍)したら,パスを通しておくこと.
URL: https://www.tensorflow.org/install/source#common_installation_problems
詳細説明
OpenBLAS と連携させたいときは、前もって OpenBLAS をインストールしておく
VTK と連携させたいときは、前もって VTK をインストールしておく
OpenCV を C:\opencv にインストールする
※ 起動は,Windows のメニューで「Visual Studio 20..」の下の「x64 Native Tools コマンドプロンプト (Command Prompt)」(あるいは類似名のもの)を選ぶ
※ 「x64 Native Tools コマンドプロンプト (Command Prompt)」がないときは, Visual C++ ビルドツールのインストールを行う. Visual C++ ビルドツールのインストール手順は,別ページで説明している.
旧バージョンの OpenCV のソースコードの入手は, 上で説明した「OpenCV 3.4 Windows版のダウンロードとインストール」の手順で行うのが簡単である.
上で説明した「OpenCV 3.4 Windows版のダウンロードとインストール」の手順で, C:\tools に展開(解凍)したものとして説明を続ける.
cd C:\tools\opencv\sources del CMakeCache.txt
バージョン 3.6 系列なのか、バージョン 3.7 系列なのか、調べる.この情報はあとで使う.
下の実行例では、Python のバージョンは 3.7 系列(3.7.5) である
python --version
「%LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37\Python.exe」のように表示される.複数表示されたときは,表示の一番上を使う.この結果は,あとの設定で使う.
where python
cmake でのオプションについて
下の手順は「cmake -G "Visual Studio 16 2019"」とある通り、 Visual Studio 2019 の Visual C++ ビルドツール (Build Tools) を使う場合の手順である.
「C:\tools」ではなくて「C:/tools」のようにしている. 「\」は使わずに「/」を使う. これは、opencv_contrib の modules 下の cmake のエラーを回避するため.
次の設定は, 実際の自分のパソコンのファイルを検索し、 実際に存在するファイル名を設定すること
※ 先ほど調べた Python 3 のバージョンが、Python 3.6 系列のときは「python36.lib」となり、 Python 3.7 系列のときは「python37.lib」のようにとなる.
■ cmake の実行手順例は次の通り
cd c:\tools cd opencv rmdir /s /q build mkdir build cd build del CMakeCache.txt cmake -G "Visual Studio 16 2019" -T host=x64 ^ -DCMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE ^ -DWITH_CUDA=Yes ^ -DINSTALL_TESTS=ON ^ -DINSTALL_C_EXAMPLES=ON ^ -DWITH_PYTHON=ON ^ -DOPENCV_SKIP_PYTHON_LOADER=ON ^ -DINSTALL_PYTHON_EXAMPLES=ON ^ -DBUILD_opencv_python2=OFF ^ -DPYTHON_DEFAULT_EXECUTABLE=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/python.exe ^ -DBUILD_opencv_python3=ON ^ -DPYTHON3_EXECUTABLE=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/python.exe ^ -DPYTHON3_INCLUDE_DIR=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/include ^ -DPYTHON3_LIBRARY=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/libs/python37.lib ^ -DPYTHON3_NUMPY_INCLUDE_DIRS=C:/Users/user/AppData/Local/Programs/Python/Python37/lib/site-packages/numpy/core/include ^ -DBUILD_EXAMPLES=ON ^ -DWITH_OPENGL=ON ^ -DOPENCV_ENABLE_NONFREE=OFF ^ ..\sources
■ 別のcmake の実行手順例は次の通り(参考のため)
ここでは,Visual Studio 2015, Anaconda を使うように設定.
cd C:\tools\opencv rmdir /s /q build mkdir build cd build cmake -G "Visual Studio 14 2015 Win64" -T host=x64 -DCMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE -DWITH_PYTHON=ON -DINSTALL_PYTHON_EXAMPLES=ON -DBUILD_opencv_python3=ON -DPYTHON3_EXECUTABLE=C:\ProgramData\Anaconda3\python.exe -DPYTHON_DEFAULT_EXECUTABLE=C:\ProgramData\Anaconda3\python.exe -DPYTHON_INCLUDE_DIR=C:\ProgramData\Anaconda3\include -DPYTHON_LIBRARY=C:\ProgramData\Anaconda3\pkgs\python-3.6.5-h0c2934d_0\libs -D BUILD_EXAMPLES=ON ..\sources
エラーメッセージが出ていないことを確認する
Python 関係でエラーが出る場合には,いったん Python をあきらめることとし,
CUDA関係でエラーが出る場合には,いったん CUDA をあきらめることとし,
cmake --build . --config RELEASE --target INSTALL
エラーメッセージが出ていないことを確認.
※ 黄色の警告メッセージは無視しても良い
次を追加する
C:\tools\opencv\build\bin\release
Windowsのコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行.
エラーメッセージが出なければOK.
where opencv_version where opencv_createsamples
上に書いた「OpenCV 3.4 のインストール(ソースコードを使用)」では cmake コマンドを用いている. 「cmake コマンドを使うのではなく,ビジュアルに行いたい」という場合には,cmake-gui を用いてビジュアルに同じことを行うことができる. この下に手順を説明する.
OpenCV を C:\opencv にインストールする
※ 起動は,Windows のメニューで「Visual Studio 20..」の下の「x64 Native Tools コマンドプロンプト (Command Prompt)」(あるいは類似名のもの)を選ぶ
※ 「x64 Native Tools コマンドプロンプト (Command Prompt)」がないときは, Visual C++ ビルドツールのインストールを行う. Visual C++ ビルドツールのインストール手順は,別ページで説明している.
※ 上で説明した「OpenCV 3.4 Windows版のダウンロードとインストール」の手順で, C:\tools に展開(解凍)したものとして説明を続ける.
cd C:\tools\opencv\sources del CMakeCache.txt
バージョン 3.6 系列なのか、バージョン 3.7 系列なのか、調べる.この情報はあとで使う.
下の実行例では、Python のバージョンは 3.7 系列(3.7.5) である
python --version
「%LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37\Python.exe」のように表示される.複数表示されたときは,表示の一番上を使う.この結果は,あとの設定で使う.
where python
cd C:\tools\opencv\sources cmake-gui .
以下,次のように設定したとして説明を続ける
※ ここでは, 「Visual Studio 15 2017 Win 64」を選んでいる. 実際に使用するものを選ぶこと.
あとで「OpenCVのビルドがうまくいかない」となったとき,ここの表示が手掛かりになる可能性がある.
サイドバーの表示,非表示は,マウス操作でできる.n キーでもできる.
C:\opencv-3.4.1\x64\vc15\bin\Debug\opencv_traincascade.exe
使用法 (Usage) が表示されたら成功.
以下,書きかけ
cmake_minimum_required(VERSION 2.9)
add_executable(hoge main.cpp)
project(hoge)
set(OpenCV_DIR "C:/opencv-3.2.0/build")
find_package(OpenCV REQUIRED)
include_directories( "C:/opencv-3.2.0/build/include")
target_link_libraries(hoge ${OpenCV_LIBS})
set(CMAKE_BUILD_TYPE Release)
※次のように変えて試している途中
cmake_minimum_required(VERSION 2.9)
set(OpenCV_ARCH "x86")
set(OpenCV_DIR "C:/opencv-3.2.0/build")
include_directories( "C:/opencv-3.2.0/build/include")
find_package(OpenCV REQUIRED)
file(GLOB srcs ./*.cpp ./*.h*)
add_executable(hoge main.cpp)
target_link_libraries(hoge ${OpenCV_LIBS})
set(CMAKE_BUILD_TYPE Release)
main.cpp を次のように作成
#include#include #include int main(int argc, char **argv) { cv::Mat image = cv::imread( "lena.jpg", cv::IMREAD_ANYCOLOR ); cv::namedWindow( "window", cv::WINDOW_AUTOSIZE ); cv::imshow( "window", image ); cv::waitKey( 0 ); return 0; }
本サイトは金子邦彦研究室のWebページです.サイトマップは,サイトマップのページをご覧下さい. 本サイト内の検索は,サイト内検索のページをご利用下さい.
問い合わせ先: 金子邦彦(かねこ くにひこ) ![]()