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授業

氏名

金子 邦彦(かねこ くにひこ)


福山大学工学部情報工学科(学部)と工学研究科・情報処理工学専攻(大学院)での実績.

主担当の科目のみ掲載(その他、副担当の授業もあります)

  1. データベースシステム: 2015年度から現在まで(福山大学工学部)
  2. データベースシステムに関する授業

  3. オペレーションズリサーチ: 2016年度から現在まで(福山大学工学部)
  4. コンピュータサイエンス: 2017年度から現在まで(福山大学工学部)
  5. アセンブラ: 2015年度から現在まで(福山大学工学部)
  6. 情報システム工学特論: 2016年度から現在まで(福山大学大学院)
  7. コンピュータ・グラフィックス特論: 2016年度から現在まで(福山大学大学院)
  8. 情報工学応用演習 II, 情報工学応用演習 III: 2018年度から(福山大学工学部)
  9. 情報工学演習I: 2015年度から2017年度まで(福山大学工学部)
  10. データベースシステムに関する演習

  11. 教養ゼミ: 2016年度, 2018年度(福山大学工学部)

 

データベースシステムの紹介

「正しい最新のデータをやり取りしたい」,「データをきちんと保存しておきたい」というとき,コンピュータとネットワークとデータベースシステムが欠かせません.データベースシステムとは,データをきちんと管理できるためのシステムです.銀行,商店,交通会社,電話会社など,あらゆる場所で使用されている,とても大事なものです.「データベースシステム」の授業で,次の3つの大切なことを教えています.

@ データベースの全体像を分かりやすくビジュアル化

家を建てるときに設計図があるように,データベースにも設計図があります.データベースの設計図の書き方を ER図(実体関連図)と言います.下にER図の簡単な例を載せています.これで,データベースの中にどういうデータが入っているのか,データ同士がどのように関連しあっているかが一目で分かります.

A SQLコマンドを使い,データベースシステムを大いに活用

データベースのデータを簡単に扱えるSQLを教えています.SQLを使うと,データの検索,集計・集約,並べ替え(ソート)といった操作が簡単にできます.複数の種類のデータを組み合わせたい! のようなことがSQLは得意です.SQLは,リレーショナルデータベース管理システムというデータベースソフトウェアの数多くの機能を呼び出すこともできます.機能は本当にたくさんあります.主な機能を下の表にまとめています.このようにSQLを通して,データベースソフトウェアの機能を学ぶこともできます.

B データベース設計では何に気を付けないといけないのか

データベースで大事なことは

ということなのです.例えば,お店の商品に「100円」,「200円」という違った値段の値札が貼ってあったとしたら,どちらと信じてよいか分からなくなってしまいます.これと同じようなことがデータベースに起きてしまうことを,なるべく防がなくてはなりません(下の表には,データベースで,カレーライスの値段が350円と400円になっている例を示しています).授業では,データベース設計において「正規化」ということを行うと,上に書いたような困ったことを防ぐことができるということを教えています.


 

オペレーションズリサーチの紹介

授業「オペレーションズリサーチ」では, パソコンを活用したシミュレーション(模擬実験)などを教えています.

コンピュータを使って,いろいろなシミュレーション(模擬実験)を行うことができます. みなさんもシミュレーション・ゲームなどで,「シミュレーション」という言葉をすでに知っていることでしょう.シミュレーション(模擬実験)は,「このような行動をしたら,将来どのような変化が起きるのだろう」と予測したり,「こういう結果を得るのは,どう行動したらよいだろう」と行動を決めたりするときに,とても大切です.

商品の保管費と配送費のバランスを考える.

ある商店で,商品の発注費(発注し,発送してもらい,受け取るための費用)が10000円,保管するのに,商品1個あたり100円かかるとします.発注費と保管費のバランスを考えたいのです.配送の回数を増やすと,保管費を節約できますが,発注費が増えてしまいます.そこでシミュレーション(模擬実験)の出番です.配送間隔を1,2,3,4,5,6,7と変えながらシミュレーション(模擬実験)すると,下の図や表のように,「2日間隔での配送がベスト!」だとすぐに分かります.

スケジュール管理とプロジェクト

「ラーメン制作プロジェクト」が始まったとします! どんぶりの準備(3時間),お湯を沸かす(4時間),スープを作る(1時間),ラーメンをゆでる(3時間),盛り付ける(2時間)など作業がたくさんです.スープを作っている間に,別の人はラーメンをゆでます.朝9時に作業を開始したら,全部の作業は何時に終わるでしょうか? そんなスケジュールの計算は,コンピュータで簡単にできます.下に,コンピュータで作ったスケジュール表を載せています.さらには「どんぶりの準備は,1時間余裕がある」なんてことも簡単に分かります.これがコンピュータの威力です.

行列の待ち時間

みなさんも,商店のレジや,イベント会場の受付などで,行列で待たされたことがあると思います.「いつになれば,自分の番が来るのだろう」.こうした疑問にも,シミュレーション(模擬実験)で答えることができます.さらには,商店主やイベント主催者は,「お客さんを待たせないようにするには,受付を何人増やせば良いのだろう」.そうした計画も,シミュレーション(模擬実験)を使ってできます.その様子を下に載せています.

以上のように,情報工学科では「シミュレーション(模擬実験)を通して,確証を得る.確証に基づいて意思決定を行いたい」,そうしたときに,コンピュータがどう役に立つかを具体的に学ぶことができます.コンピュータがビジネスや科学技術にとても役立つということが実感できる授業です.表計算ソフトウエア Excel を使って実感しながら授業を行っています.