BlenderのアドオンBlenderGISのインストール

【概要】BlenderGISは、Blenderで地理情報システム(GIS)データを扱うためのアドオンである。本記事では、BlenderGISのダウンロードからインストール、有効化までの手順を説明する。GeoTIFF形式の高さマップをインポートする具体的な方法は別ページで解説している。

【目次】

  1. 前準備
  2. BlenderGISのダウンロードとインストール

前準備

Blenderのインストール

BlenderGISを使用する前に、Blenderをインストールする必要がある。

Blenderのメニュー等を日本語化しておくと操作しやすくなる。日本語化の手順については、別ページで説明している。

BlenderGISのダウンロードとインストール

  1. GitHubのBlenderGISリポジトリページを開く。

    https://github.com/domlysz/BlenderGIS

  2. Code」ボタンをクリックし、「Download ZIP」を選択する。
    GitHubのBlenderGISページでCodeボタンからDownload ZIPを選択する画面
  3. ZIP形式のファイルのダウンロードが開始される。

    ファイル名はBlenderGIS-master.zipである。ダウンロード先のディレクトリを確認しておく。

    BlenderGIS-master.zipのダウンロード確認画面
  4. Blenderを起動する。
  5. Blenderでアドオンをインストールする操作を行う。
    1. 編集(Edit)」メニューから「設定(Preferences)」を選択する(Blender 3では「プリファレンス(Preference)」)。
      Blenderの編集メニューから設定を選択する画面
    2. 左側のメニューから「アドオン(Add-ons)」を選択する。
      設定画面でアドオンメニューを選択する画面
    3. 画面右上の「インストール(Install)」ボタンをクリックする。
      アドオン画面でインストールボタンをクリックする画面
    4. ファイル選択ダイアログが表示されるので、先ほどダウンロードしたBlenderGIS-master.zipを選択し、「ファイルからアドオンをインストール」をクリックする。

      ダウンロード時に確認したディレクトリからファイルを選択する。

      BlenderGIS-master.zipを選択してインストールする画面
    5. インストールが完了すると、アドオン一覧画面が表示される。
      インストール完了後のアドオン一覧画面
    6. 検索ボックスに「GIS」と入力し、表示された「3D View: BlenderGIS」の左側のチェックボックスをクリックしてアドオンを有効化する。
      GISで検索してBlenderGISアドオンを有効化する画面
    7. 右上の「×」ボタンをクリックして設定画面を閉じる。
      設定画面を閉じる画面

BlenderGISを用いてGeoTIFF形式の高さマップをインポートする具体的な手順は、別ページで説明している。