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Windows で GLPK (GNU Linear Programming Kit) をビルドとインストール(Windows 上の Cygwin を使用)

GLPK とは、 線形計画法等の機能を持ったソフトウエア. この Web ページでは,GLPK のビルドとインストールの手順を図解で説明します.

Linux での GLPK (GNU Linear Programming Kit) をビルドとインストールについては, 別のWebページで説明します.


インストール手順

GLPK のコンパイルに必要なソフトウエア等を Cygwin のパッケージを使ってインストール

Cygwin のセットアッププログラム setup.exe を使って, GLPK をソースプログラムからコンパイルするのに必要となる他のソフトウエアをインストールします.簡単にインストールできます.

  1. セットアッププログラムの開始

  2. パッケージ選択画面 (Select Packages)」(下図)まで進む

  3. パッケージ選択画面で,パッケージを選ぶ

    下記のパッケージを選ぶ.

    「keep」になっている場合には,インストール済みなので,keep のままでよい.

  4. libglpk-devel のソースコードパッケージが欲しいので,Math/libglpk-devel の 「Src」にチェックする 下の図のようにチェック

  5. インストール完了の確認


glpk のソースコードの準備

  1. Cygwin のコンソールを起動

    以下の操作は,Cygwin のコンソールで行う.

  2. ソースコードの展開
    cd /tmp
    tar -xvzof /usr/src/glpk-4.42.tar.gz
    

    ※ ファイルが無いよ,というときは,Cygwin のセットアッププログラムの実行のときに, Math/glpk-devel の「Src」のチェックを忘れていたということなので, もう一度,Cygwin のセットアッププログラムの実行を繰り返す.

  3. パッチ
    cd /tmp
    patch -p1 < /usr/src/glpk-4.42-1.cygwin.patch
    


glpk のビルドとインストール

  1. Cygwin のコンソールを起動

  2. configure の実行

    Cygwin のコンソール で次の操作を行う.

    cd /tmp
    cd glpk-4.42
    CC="gcc-4 -m32 -mthreads -O3 -fno-tree-vectorize" CPP=cpp-4 LDFLAGS=-no-undefined ./configure --prefix=/usr --with-zlib
    make
    

    ※ -fno-tree-vectorize を付けているのは gcc4.4 におけるバグ(=伝聞情報)の回避のため.

    Core2 プロセッサの場合は, 「CC="gcc-4 -m32 -mthreads -O3 -fno-tree-vectorize -msse4.2 -march=native"./configure --prefix=/usr --with-zlib」のようにしてもいいでしょう.

  3. configure の結果の確認

    ※ エラーメッセージが出ないことを確認すること.

  4. make の実行

  5. make の結果の確認

    ※ エラーメッセージが出ないことを確認すること.

  6. テストプログラムの起動

    引き続き,Cygwin のコンソール で次の操作を行い, GLPK に付属のテストプログラムを起動してみる.テストに失敗するとエラーメッセージが出る.詳細は,ファイル名 log に起動される.

    make check
    

    make check の結果,エラーが出ていないことを確認する.

  7. インストール

    引き続き,Cygwin のコンソール で次の操作を行う.

    ※ エラーメッセージが出ないことを確認すること.

    make install