ネットワーク管理ツール Prime のインストール(Ubuntu 上)
Primeはネットワークの計画、マッピング、管理を支援する視覚化ツールである。Ubuntu 24.04 LTSで利用するにはJava Runtime Environmentが必要となり、通常は配布元からダウンロードした.jarファイルを実行してインストールする。主な機能には視覚的マッピングやUIナビゲーションがある。
PrimeはJava を必要とするが、Ubuntu 24.04 LTSではデフォルトでOpenJDK 11以降がインストールされるため、Java環境の互換性を確認または適切なバージョンをインストールする必要がある。
インストール手順の概要は以下の通りである。
- Primeの配布元Web ページを開く。
- ページ内の「View all files」をクリックする。
- 配布ページからファイルをダウンロードし、インストール手順を進める。PrimeはJavaアプリケーションとして提供される場合が多く、通常はダウンロードした
.jar
ファイルを実行する、またはソースコードからビルドする必要がある。Ubuntu 24.04 LTS環境でPrimeを実行するためにはJava Runtime Environment (JRE) が必要である。例えば、OpenJDK 17をインストールするにはsudo apt update && sudo apt install openjdk-17-jre
コマンドを使用する。Javaの適切なバージョンがインストールされていることを確認する。ダウンロードした.jar
ファイルを実行するには、java -jar ダウンロードしたファイル名.jar
コマンドをターミナルから実行する場合が多い。実行権限が必要な場合もある。









Primeの主な特徴は、視覚的なネットワークマッピング、デバイスハードウェア編集、デバイス接続マッピング、画像へのネットワークエクスポート、カスタムデバイスイメージ、カスタムネットワークルール、ユーザー作成の標準デバイスなどである。UIナビゲーション機能として、例えばサイドバーの表示,非表示は、マウス操作またはn キーで実行できる。
Primeと同様に、ネットワークの視覚化とマッピングに特化したツールとして、jNetMapが存在する。これもJavaベースのツールであり、ネットワークのスキャンやデバイスの状態監視機能も備えている。